アイウォレット(iWallet)とは?

まずは、アイウォレットの基本的な情報について見ていきましょう。
そもそもアイウォレットは日本企業が設立しているのではなく、香港企業が設立したサービスです。しかし、公式ホームページは日本語で表示できるようになっていますし、問い合わせは日本語、英語、中国語、韓国語に対応しています。そのため、不安なことや疑問に感じたことを気軽に質問できるでしょう。
ここでは、アイウォレットの基本的な情報や利用のバリエーション、安全性についても詳しく説明していきます。
アイオレットの基本情報
アイウォレットの基本的な概要は以下の通りとなっています。
- 運営会社名:IWALLET SYSTEM EU LTD
- 住所:Wardour Street London United Kingdom W1D 6QS
- サポート方法:メール(日本語対応)
- サポート対応:営業日は24時間以内に連絡、週末や休日は返答が遅れることがあります。
- ライセンス:Money Service Operator (MSO)
- 対応国:200カ国以上
- 対応通貨:12種類(日本円やアメリカドル、ユーロなど)
アイウォレットは個人間、会社間でも送金ができるサービスですので、香港政府が管轄しているMSOという決済サービスや金融に関するライセンスを取得しています。個人情報の保護にも力を入れており、信頼性が高いサービスといえるでしょう。
アイオレットと電子決済の違い
iWalletと電子マネーの主な違いは、その利用方法にあります。電子マネーは通常、事前に決められた金額をデジタルウォレットにチャージして使用するシステムです。このチャージされた金額は、一度入金した後は、現金に戻すことができません。つまり、電子マネーはあくまで電子的な支払い手段であり、入金した金額はデジタルフォーマットでのみ利用可能です。
一方、iWalletは、そのチャージされた金額を自分の銀行口座に現金として振り込むことができる点で異なります。つまり、iWalletは電子マネーと同様に使用できますが、そのチャージされた金額を必要に応じて実際の現金として取り出すことができるのです。例えば、オンラインカジノで勝った金額をiWalletにチャージし、その後、自分の銀行口座に入金することが可能です。
このように、iWalletは電子マネーと比較して、より柔軟性があり、現金としての利用が可能です。
アイオレットを利用してできること
アイウォレットは、オンラインカジノだけでなくショッピングや動画サービスにも利用できます。さらに、ユニオンペイカードを所持していれば銀行のATMで、現地の通貨を引き出すことができます。そのため海外旅行や海外留学の際に役立つかもしれません
アイウォレットは個人アカウントとは別に、法人専用のアカウントもあるため、ビジネスで使用することも可能です。オンライン上でお金のやり取りができるので、海外FXや海外バイナリー(為替取引による投資方法の1つ)などにも利用できますよ。
アイオレットの安全性
電子決済サービスと聞くと、現金のやり取りではないので安全性が気になる方もいるかもしれません。現に海外から多額の送金をすると、日本の銀行のほうで調査が入ることがあるようです。しかし、アイウォレットでは日本国内にある銀行から、自分が口座を所持している銀行へ直接送金する、収納代行サービスというものを行っています。国内からの送金になるので、海外からの送金に比べると安全性は高いといえるでしょう。また、アイウォレットはマネーロンダリングやテロ資金に対する対策もしっかりしており、規約に反する行為があった場合はアカウントを停止、もしくは凍結しているので、安心して利用することができます。
アイウォレット(iWallet)の登録・口座開設方法
ここでは、アイウォレットの登録・口座開設方法、本人確認のやり方、iWallet cardについても紹介していきます。
口座の開設に関しては一切費用はかかりませんし、氏名や生年月日などを登録するだけですので、3分もあれば完了できるでしょう。そうはいっても、初めて登録する方はどのようにすればいいか分からないと思いますので、登録・口座開設の流れを一から説明していきます。アイウォレットの口座を作りたい方は、手順を見ながら一緒に進めていきましょう。
口座の開設方法
アイウォレットの新規登録は4ステップだけです。
- 公式ホームページの右上にある、ピンク色の人型のアイコンをクリック(もしくはタップ)し、「新規口座開設」を選択する。
- メールアドレスを登録する。
- 氏名や生年月日など必要な情報を入力する。
- 登録したメールアドレスに認証メールが送信されるため、そちらに記載されているURLをクリックする。
以上の工程で口座を開設できますが、入金・出金する場合はアップグレードをすることになるため、本人確認が必要になります。本人確認はいつでも行えますが、できれば開設したその日に行ったほうがスムーズでしょう。
口座開設で入力する情報
以下は実際にアイウォレットの口座開設の際に入力する情報になります。
- 名(ローマ字)
- 姓(ローマ字)
- 生年月日(リストから選択)
- メールアドレス
- パスワード(数字と英語の大文字・小文字を組み合わせて8~35文字以内)
- パスワード(再入力)
- 国(日本をリストから選択)
口座開設では入力する情報が少ないですし、身分証明書の掲出がないので簡単に登録できます。ただし、間違った情報を入力てしまうと入出金ができなくなってしまうので注意が必要です。"
本人確認に必要な書類
"アイウォレットでは、アップグレードする際に本人確認の書類(KYC書類)を掲出することになります。本人確認の書類は本人確認書類と住所確認書類の2種類で、どちらも有効期限が失効するまで3ヶ月以上ある、もしくは発行から3ヶ月以内のものに限ります。
本人確認で使用できる書類は以下になります。
- 本人確認書類:パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど
- 住所確認書類:公共料金の支払書、電話の支払書、金融機関の明細、住民票、健康保険証など
マイナンバーカードと運転免許証はどちらにも利用できますが、同じ書類を併用することはできません。そのため本人確認書類で利用した場合、住所確認書類では別の書類を用意することになります。
アイウォレットのアップグレードのやり方は、ホームページのトップにある各種設定から「KYC書類をアップロードする」をクリックし、本人確認の書類の写真を撮って添付すれば完了です。
iWallet card(アイウォレットカード)について
iWallet cardは2019年9月にサービスが終了し、現在アイウォレットで発行されているのは「UnionPay Prepaid Card」(ユニオンペイ・プリペイドカード)となっています。
そもそもユニオンペイは、銀聯(ぎんれい)という名称で中国では一般的に使用されているキャッシュレスの1つです。国際ブランドとしても知られており、そのプリペイドカードは安全性・信頼性ともに評価が高く、中国を始めとして多くの国々で利用されています。
ユニオンペイのカードでは、アイウォレットに残金がある場合に限りATMから現金を引き出すことができます。ほかにも色々と便利なユニオンペイですが、発行するのに25ドル程度かかり、チャージや出金するときにも手数料がかかるため、コストをよく考えて運用するといいかもしれませんね。
ログインする方法
アイウォレットはホームページの右上にある、ピンクの人型アイコンからログインできます。IDは登録時に入力したメールアドレス、パスワードは任意で決めたものになります。
そうはいいっても、IDやパスワードを忘れてしまうことがあるかもしれません。パスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面の下のほうにある「パスワードを忘れてしまった方はコチラ」というところをクリック(もしくはタップ)し、そのまま処理を進めてください。
IDとパスワードを忘れてしまったという場合は、カスタマーサポートに連絡することになります。休日や祭日は返答が遅くなる可能性をあるため、ログインに必要なIDとパスワードはきちんと管理しておくと良いでしょう。
アイウォレット(iWallet)の入金・出金方法と手数料

アイウォレットを使用する上で、重要になるのが入金・出金方法です。入出金の方法にはそれぞれ種類があり、入金方法ではクレジットカード、国内銀行送金、仮想通貨などが挙げられます。自分に合った方法を選ぶためにも、しっかり理解しておきましょう。また、手数料についても詳しく説明しますので、せっかく得た勝利金をなるべく減らさないように、効率よく利用できるといいですね。
それでは、最初にアイウォレットの入金方法について見ていきましょう。
アイウォレットの入金方法
アイウォレットの入金方法は以下の4種類です。
- クレジットカード
- 銀行送金(国内・海外)
- 仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど7種類に対応)
- バウチャーを購入
銀行送金では国内送金と海外送金があり、どらちにも対応しています。仮想通貨はさまざまな通貨が利用できますが、暗号コインソリューションという項目を選択してから、15分以内に処理を完了させなくてはいけません。
バウチャーは商品券や引換券などの意味がありますが、アイウォレットではクーポンという意味になります。入金したい分だけバウチャーを購入し、指定の口座に振り込むとアカウントに反映されます。
ちなみに、クレジットカードはVISA以外では入金ができないようです。そのほかの方法でも入金できない場合は、一度カスタマーセンターに問い合わせてみるといいでしょう。"
アイウォレットの出金方法
アイウォレットにおける出金方法は以下の2種類になります。
収納代行サービスは代行業者に依頼して国内から出金するため、日本の銀行であればほとんどのところが対応しているようです。ただし、対応しているのは普通口座のみになります。当座貯金や総合口座などを登録してしまうと出金ができないだけでなく、組み戻し手数料が発生し逆にお金を支払うことになるので注意しましょう。
国際銀行振込は海外に口座がある場合など、日本以外の国の口座に出金する方法です。海外からの送金+日本円に換金という手間がかかるため、着金まで5日~1週間程度かかるといわれています。
出金にはさまざまな手数料がかかりますが、アイウォレットは口座の残高から手数料を差し引くため、残高不足になってしまって出金できないことがあります。そのため、手数料を差し引いた額を出金するようにしましょう。
アイウォレットの手数料
アイウォレットは入金や出金、依頼をキャンセルしたときなどに手数料がかかります。
- 入金の場合:銀行振込(JAPAN送金バウチャー) 5%
- 出金の場合:収納代行サービスまたは国際銀行振込 0.5%または35ドル(どちらか高いほう)
- キャンセルの場合:出金キャンセル 50ドル
出金の場合、どらちか高いほうの金額が残高から引かれることになります。念のため、35ドル(4000円前後)は残しておくといいでしょう。そのほかに、開設した口座を長い間利用していなかった場合は、口座維持費として20ドルの手数料を支払うことになります。さらに、解約する場合は5ドルの手数料が発生します。
アイウォレットは手数料が高く感じるかもしれませんが、オンラインカジノからの入金・出金は無料なので、気軽に利用できるでしょう。
アイウォレット(iWallet)を利用する際のメリット・デメリットとは?
電子決済サービスは多数ありますが、アイウォレットは対応しているオンラインカジノが多い、カスタマーサポートが日本語で対応してくれるので安心など、さまざまなメリットを得ることができます。一方で、口座の維持費がかかるなどのデメリットが発生することもあるようです。
アイウォレットを上手に利用するためには、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切になります。それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
アイウォレットを利用するメリット
アイウォレットを利用することで以下のメリットを得られるでしょう。
- ATMから現金を引き出せる(ユニオンペイのカードが必要)
- 多数のオンラインカジノで利用できる
- 資金を一括で管理できる
- 入金方法が豊富
- カスタマーサポート日本語に対応しているので安心
アイウォレットは多くのオンラインカジノで利用できるため、資金を一括で管理することにより効率よく遊ぶことができるでしょう。また、カスタマーサポートが日本語に対応しているので、何かトラブルが起きたときも気軽に問い合わることができます。さらに、アイウォレットはスマートフォンやタブレットにも対応しているため、どこにいても入出金の処理が行えることはメリットといえるかもしれません。
アイウォレットを利用することで発生するデメリット
アイウォレットを利用することで以下のデメリットが発生するかもしれません。
- 長い間使用していないと口座が凍結される
- 口座を維持するために手数料がかかる
アイウォレットでは、90日以上利用した実績がないと口座を凍結されることがあるようです。凍結された口座を再度利用したい場合は、カスタマーサポートに連絡して対応してもらいましょう。また、口座の維持費は180日間で一度もアイウォレットの利用がなかった場合に限り、年間20ドルを支払うことになります。一度でも利用していれば維持費は一切かかりません。
オンラインカジノなどで頻繁に利用している方であれば、維持費を支払ったり凍結されたりすることはないので、あまり深刻なデメリットとはいえないでしょう。
アイウォレット(iWallet)の利用する際の注意点

普通に利用していれば便利なアイウォレットですが、注意しなくてはいけないことがいくつかあります。
例えば、デメリットのところで軽く触れましたが、アイウォレットは利用せずに長い間放置してしまうと高い手数料が発生してしまいます。手数料を無駄に支払わないためにも、注意することについてしっかり覚えておきましょう。それでは、アイウォレットを利用する際に注意すべきポイントを分かりやすく解説していきます。
複数の口座を持つことはできない
電子決済サービスでは基本的なことではありますが、マネーロンダリング防止などの目的から規約上で開設できる口座は1人1つとなっています。アイウォレットは口座の開設が比較的容易なので、複数の口座を作成することは難しくないでしょう。しかし、複数の口座を作成してしまうと1つに統合されてしまうようです。
場合によっては、悪意があると判断されてアカウントを凍結されることも考えられます。そのため、開設する口座は1つにしましょう。
入金・出金する場合はアップグレードをする
アイウォレットは口座を開設するとスタンダード会員となりますが、入金・出金はアップグレードしてエグゼクティブ会員にならないと行えません。アップグレードのやり方は追加で必要事項を入力し、本人確認書類を掲出するだけなので数分もあれば終わるでしょう。
手順は簡単でログインをしてから「各種設定」という項目の一覧にある、「ユーザー設定」と「KYC書類をアップロードする」をそれぞれ選択します。「ユーザー設定」では、住所(都道府県、市区町村、建物名など)、郵便番号、電話番号を入力。「KYC書類をアップロードする」では、本人確認の書類の写真を撮って添付します。
不備があった場合は再度書類を掲出することになりますが、順調に審査が進めば1~2日程度でアップグレードできるでしょう。
海外送金では入力する情報をよく確認する
アイウォレットの出金方法は、収納代行サービスと国際銀行振込の2種類があります。国際銀行振込は海外にあるアイウォレットの銀行口座へ一度送金し、そこから自分の口座へ着金となります。
工程が少し多いので、スムーズに進んでも4~6日ほどかかるようです。そのため、出金申請で入力間違いや入力に漏れがあると処理がさらに遅くなってしまい、着金まで1週間以上かかってしまうことがあります。カスタマーサービスに連絡するなど手間もかかってしまうので、海外送金では特に出金情報の入力ミスはないように注意してくださいね。
90日間利用していないと口座が凍結される
アイウォレットは90日の間、一度も入金・出金していない、またはオンラインカジノから送金していないと開設した口座が凍結されます。凍結されると、残金があったとしても口座を使用することはできません。ただし、凍結されるといっても2度と使えなくなるわけではなく、きちんとした手順を踏んでカスタマーセンターに連絡をすれば、再度口座を使用できるようになるでしょう。そのため、頻繁にアイウォレットを利用しないという方も、90日の間で一度は利用実績を作っておくといいかもしれません。
出金を取り消すと高額な手数料がかかる
アイウォレットは一般的な電子決済サービスと同じように、入金・出金することで手数料が発生します。銀行振込の場合は自分の都合でキャンセルをすると、50ドルという高額な取り消し手数料を請求されます。入力に不備があって出金できなかった場合でも、この取り消し手数料は発生してしまうのでミスがないように注意しましょう。
入出金以外では、口座を180日以上利用していない場合に、休眠口座管理手数料として残金から20ドル引かれてしまいます。解約する場合は5ドルの手数料がかかりますが、アイウォレットを今後も使う予定がないのであれば、休眠手数料を払うよりも解約してしまったほうがいいかもしれません。
アイウォレット(iWallet)が使えるオンラインカジノ

それでは、最後にアイウォレットが使用できるオンラインカジノを紹介します。
など
アイウォレットは日本でも人気のある大手オンラインカジノでも利用できます。中には、入金のみ対応しているというところもありますが、複数のカジノで入出金に対応していますので、問題なく遊ぶことができるでしよう。便利な機能を多数兼ね備えているアイウォレットですので、ぜひ対応しているオンラインカジノで遊んでみてくださいね。
まとめ
今回は、アイウォレット(iWallet)の基本的な情報や口座を開設するときの流れ、入金・出金方法、手数料などについて説明してきました。アイウォレットは口座の開設が容易なので数分もあれば完了しますし、分からないことは日本語に対応しているカスタマーサポートで質問することができます。
長い間口座を使用せずに放置してしまうと、口座を維持するための管理手数料が発生してしまいますが、オンラインカジノをはじめとしてさまざまなシーンに利用できるので、登録しておいて損はないでしょう!